“ワーママ”は
・甘えている
・権利ばかり主張する
・まわりに迷惑をかける
・責任感がない
ワーキングマザー、通称”ワーママ “と聞くと、そう思う方もいるだろうと思います。
週の中頃、疲れがたまってくると、ちょっとした周りの目なんかが気になって「ワタシって甘えてるんかな?」なんて自問自答することもあります。
勿論個人差はあるという前提のもと、「そりゃそう思われるよな」と、名実ともにワーママになったワタシでもそう思ったりします。
実際に子どもの体調不良で突発的なお休みをとることもあれば、仕事中に学校に連絡を入れたりと、そんな局面が多くあります。
【自分が独身だった頃】
ワーママの日々のタスクを知ってた?→No
ワーママの仕事と家庭の両立に対しての悩みがあること知ってた?→No
子どもがよく体調崩して休むものだと知ってた?→No
子ども風邪を大人がうつるとひどくなって親も休むことが多いって知ってた?→No
etc…
そう、ワーママのことはおろか、子どものことや、仕事と家庭の両立なんてもの(実家暮らしだったため余計に)、まったく理解していませんでした。
今となってはワーママの皆さんとの過去のやり取りに対して、
「あの時休暇の制度を聞いてきてくれた●●さんに、もっと早く伝えてあげれてたらよかったな」「気にせず帰ってくださいの一言言えば良かったな」
なんて当時のやりとりを振り返って感じたりもしますが、無理でした、当時はワーママの気持ちやタスクがわからないのにそんな配慮に至らなかった。
「ずっと休んではるな〜、なんか大変そうやな」ぐらいの気持ちでした。
それが自分がワーママになった最初の頃なんかは、「なんでワーママの気持ちをわかってくれないの!?」なんて感情が出そうになるんです。あぁ勝手。
しかしワーママを5年続けてきて、大切なのは自分の心持ちだと、本気で思います。
今となっては「なかなか働き方に制限がかかってくるワタシと、文句も言わずに一緒にお仕事してくれてありがとうございます」とまずはお礼を伝えるべきだと本気で思っています。それなしに理解をしてもらうことも、協力を得ることもできませんよね。
「ワタシのことは嫌いになっても、この業務のことは嫌いにならないでください」AKBのあっちゃんの引退会見すらよぎります。
・子どもの突発的な体調不良で休まないと行けないことがあります…ごめんなさい、いつもありがとう!
・たまにワタシも体調不良がうつりお休みするかもしれません…ごめんなさい、いつもありがとう!
・学校のイベントや行事で休むことがあります…ごめんなさい、いつもありがとう!
そんなこんなを書いていると、西野カナの”トリセツ”の歌詞を思い出しました
「これからもどうぞよろしくね、こんなワタシだけど笑って許してね、ずっと大切にしてね、永久保証のワタシだから〜♪」
この曲を初めて聞いた当時大学生でしたが、なんて女子のワガママ乙女心を真正面から捉えた、核心をついた曲なんだと感動しましたが、
ワーママがこんな感覚で上司や後輩と関わるのは御法度だと思います。
恋人同士だから、ギリギリ許されるかどうかのレベルの歌であって、職場では自分の取説、ましてやワーママの取説なんて披露してる場合ではない‼︎
ワーママだって、自分が働きやすい環境を自分で作っていくことが大切に違いない。
ただ、そう思っていても、自分や家族の体調不良時や仕事が立て込んで余裕がないときは、「ワタシは…」と主語が自分に、自分の大変さの主張になってきてしまう。その気持ちはグッと抑えて。
・理解を示してくれる同僚に、仕事で返せない分、気遣いで返そうじゃないか
・急な休みの穴を埋めてくれた後輩には、ワタシがたっぷり仕事に取り組める日、休めるよう提案しようじゃないか
・そして時間制約がある中、1.5倍速で業務に取り組めた自分をたっぷり褒めようじゃないか
そんな意気込みが大切なのかなと思ったりします。
なんだかんだブツブツ文句も言ってることも少なくないですが、ワーママが当たり前のように仕事できる環境に感謝しながら、今日も元気でHAPPYな1日にしたいと思います⭐︎
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